最新ゲームとアニメーション制作

観察力の大切さ

スマートフォンやタブレットの普及によって人気が高まってきたスマホゲームには、パズルのように特定のアイテムをつなげて消してゆくゲームや、アクションRPGや冒険RPGのように多くのキャラクターが登場して物語を進めてゆくゲームなど、様々なジャンルがあります。
中でも特に人気が高いのは、人間だけでなく色々な生きものが出てくるファンタジーな世界観のゲームでしょう。

そうしたゲームでは、アニメーションによってキャラクターが動かされていますが、デフォルメキャラクターを動かすには普通の人型キャラクターを動かすよりも想像力が必要になります。
同様に、犬や猫などの見慣れた動物を動かすよりも、ドラゴンや恐竜という誰も見たことがない架空の生物キャラクターを動かす方が難しいものです。
なぜなら、架空の生きものやデフォルメキャラクターであっても、骨格と筋肉があることに変わりはなく、その動きを考えずに想像だけで作ってしまうと「嘘っぽい」動き、「ニセモノ」の動きに見えてしまうからです。
架空の生き物であってもリアリティを持たせるためには観察力と表現力が必要なのです。

まずは生物の骨格や筋肉の動きについて勉強してからアニメーション制作に取りかかるべきでしょう。
特にファンタジー系のゲームの制作にあたるアニメーション制作者たちはそういった小さなところにも細心の注意を払っていかなくてはならないのです。
骨や筋肉がどう動くのか、どう動かせば「らしく」見えるかは、日頃から観察眼を養っているかどうかにかかっていると言っても過言ではありません。
アニメーションに限らず、物を作る人たちは自分の仕事に活かすことができると考えながら物事を観察することが大切であり、そうできる人ほど、現場で「良い仕事」ができるものです。

架空の生き物たちがゲームの世界で違和感なく動いている陰には、制作者たちのこうした努力があるのだということを覚えておいてください。